【経過】春江工業は先制点を挙げるなど１１安打を放ったが、追加点が挙げられず、２回戦進出はならなかった。 　春江工業は三回、１死満塁のピンチを併殺でしのぐと、その裏の攻撃で木原、木下が安打で出塁し、無死二、三塁として中島の左前２点適時打で先制した。四回に追い付かれた直後は、２死満塁と好機をつくったが、後続が倒れた。３点を追う九回には敵失で２死二塁とし関の適時打で１点を返したが、及ばなかった。 　投手陣は４人を投入。先発の木原は４回を３安打２失点と最低限の仕事を果たした。２番手の忠谷は六回に捕まり、押し出しなどで失点、勝ち越しを許して２回で降板。中島は七、八回をきっちり抑え、九回は西林が３人で切った。（福井新聞 ON LINEより） 【経過】敦賀気比のエースの岸本が北信越第１戦に先発し、９回１失点の完投。４－１で金沢を下し、２回戦へ駒を進めた。 　敦賀気比は初回、峯が相手の失投を見逃さず、右中間席への先頭打者本塁打で先制した。同点の四回、２死から安打、盗塁で得点機とし、平沼の内野安打の送球がそれた間に加点。続く岩田も右前適時打を放ちさらに１点を奪った。九回には２死二塁から宮崎の放った打球が相手のミスを誘い、１点を加えた。 　主戦岸本は初回にこそ連打を許し、１失点したが次第に調子を上げた。八回には無死二塁、九回には１死一、二塁とピンチを迎えたが、力のある直球で後続を断ち、９回を被安打８の１０奪三振で投げ抜いた。（福井新聞 ON LINEより） 【経過】敦賀気比が延長十四回、スクイズで勝ち越し、３時間にわたる熱戦を制した。 　敦賀気比は初回、米満一の三塁手を強襲する内野安打と盗塁で２死二塁とし、喜多が追い込まれながらも食らいついた当たりが野手の間を抜け先制。送球の処理にもたつく間に喜多は二塁を陥れ、浅井の右前適時打で加点した。二、七回に１点ずつ許し、２－２で延長に突入。十四回に先頭の喜多が左翼へ三塁打を放ち、岩田の自分の出塁も狙ったスクイズで生還、決勝点となった。 　先発した玉村は、直球を主体に組み立て、六回まで許した安打は、詰まった当たりが野手の間に落ちた不運な２本のみ。七回には初の連打を浴び、ピンチを迎え同点とされたが、１４回を１人で投げ抜き、１４奪三振を奪う好投で勝利を呼び寄せた。（福井新聞 ON LINEより） 【経過】敦賀気比は主戦岸本が崩れ、序盤に大量失点。打線は１３安打を放ち、乱打戦へ持ち込んだが及ばなかった。 　岸本は初回から制球が定まらず、２死から安打や四球で走者をため失点。二回には２死無走者から長短５連打を浴び、２回５失点で降板した。 　打線は四回、喜多、浅井の長短打で１死二、三塁とし、平沼が左越えに２点適時二塁打。岩田が続き、山根が右中間へ２点適時三塁打。５連打で４点を奪い１点差に迫った。１点を追加され迎えた五回は喜多の二塁打、浅井の適時打で１点を返した。その後も得点圏に走者を進めるが、けん制死を重ね、追い付けなかった。 　三回から継投した三染は走者を出しながらも１失点と耐えていたが、八回に捕まった。（福井新聞ONLINEより）