【経過】第133回(秋季)北信越地区高校野球大会第1日は10日、富山県内3球場で一回戦8試合を行い、富山県営野球場第1試合は、福井工大福井(福井2位)が村上桜ケ丘(新潟2位)に9-5で勝ち、8強入りした。
1点を先制された福井工大福井は一回2死一、二塁で浅里の中前適時打ですかさず同点。なお満塁と攻めると、2つの押し出し四球と田中のタイムリーヒットで計4点を挙げた。5-3で迎えた三回は谷本の左前適時打で加点。福田が右中間を破る適時三塁打で続くと、北村も左翼席に飛び込む2点本塁打を放ってリードを広げた。先発のエース田中は村上桜ケ丘打線に七回以外は毎回走者を許したが、粘り強く投げて完投を果たした。
村上桜ケ丘は先発投手が誤算。制球が定まらず、甘い球を福井工大福井打線に痛打された。(福井新聞 ON LINEから)
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【経過】第133回(秋季)北信越地区高校野球大会第1日は10日、富山県内3球場で一回戦8試合を行った。富山市民球場第3試合に登場した福井商業(福井3位)は、野々市明倫(石川1位)を9-0の七回コールドで破ってベスト8入りした。
福井商業は3回、白崎の右越え適時三塁打などで2点を先制。四回は1死満塁で関の2点タイムリーヒット、川口のセーフティスクイズで5-0とリードを広げた。続く五回、武藤のスクイズ、関の2点タイムリーヒットなどで4点を挙げて試合を決めた。先発の吉田は野々市明倫打線に許したヒットは3本だけで危なげなく投げきった。
野々市明倫は、エースの堀が打ち込まれて接戦に持ち込めなかった。石川県大会初優勝の原動力だった打線も沈黙した。 (福井新聞 ON LINEから)
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【経過】第133回(秋季)北信越地区高校野球大会第1日は10日、富山県内3球場で一回戦8試合を行い、魚津桃山運動公園野球場第1試合は、敦賀気比(福井1位)が東京学館新潟(新潟3位)に6-1で勝ち、ベスト8に進んだ。
敦賀気比は二回1死三塁で、天野涼太が右翼線へ二塁打を放ち先制。五回にはこの回先頭の井戸川は左翼席に今大会第1号ホームランを放った。七回には植村、本間の三塁打などで3点を挙げて試合を決めた。長身右腕のエース山﨑は七回を被安打2、無失点でゲームを作った。継投した西本は最終回に1点を失ったが後続を断った。
東京学館新潟は先発の山田は六回まで2失点と踏ん張っていたが、終盤に打ち崩された。打線は最終回に加勢のタイムリーで一矢報いるのが精いっぱいだった。 (福井新聞 ON LINEから)
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【経過】第133回(秋季)北信越地区高校野球大会第2日は11日、富山県内2球場で準々決勝を行い、富山市民球場第1試合は、福井工大福井(福井2位)が高岡商業(富山1位)に6-4で勝ち、4強入りした。
福井工大福井は1点を追う三回、2死一塁から2番谷本が中前に適時二塁打を放ち同点に。続く三回には相手守備の乱れに乗じて1点を奪い、勝ち越しに成功した。五回には2死満塁で浅里が四球を選び3点目。続く塚本が左中間に走者一掃の適時二塁打を放ち、6-1と大きくリードを広げた。終盤に相手の反撃に遭い詰め寄られたが、逃げ切った。福井工大福井のエース田中は変化球がさえ、七回までは被安打1で1失点。終盤八回に連打を浴びて3失点したが、リードを保って完投した。
高岡商業は一回、相手守備の乱れで1点を先制したが、その後逆転され、大量リードを許した。5点を追う八回に作道らに適時打が飛び出し3点を返したが、及ばなかった。先発井上は相手の攻勢で五回途中に降板。代わった北村は粘り強く投げたが、勝利は呼び込めなかった。(福井新聞 ON LINEから)
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【経過】第133回(秋季)北信越地区高校野球大会第2日は11日、富山県内2球場で準々決勝を行った。福井商業(福井3位)は富山市民球場で長野商業(長野1位)と対戦、4-7で敗れ4強進出はならなかった。
福井商業は序盤に3点を失う苦しいスタート。三回、1死二塁の好機に中村が右越えに適時二塁打を放ち1点を返したが、四回に連打を浴びて1-6と一気にリードを広げられた。2-7と5点を追う五回には白崎の左前適時打などで2点を返したが、反撃はここまでだった。福井商業の先発吉田は、本来の制球力を発揮できず五回で7失点。六回以降は無失点だったが、味方打線も相手投手に封じられ逆転はできなかった。
長野商業は前日の一回戦で8点を奪いコールド勝ちした攻撃力を発揮。二回に田中の左越え二塁打などで2点を先行。2点リードで迎えた四回には、栗林の中越え適時三塁打など長短4安打を集めて福井商業を突き放した。先発富岡はリードを保って五回途中で交代。中野、エース曹が継投して逃げ切った。
試合は降雨のため、計2時間近く中断した。(福井新聞 ON LINEから)
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【経過】第133回(秋季)北信越地区高校野球大会第2日は11日、富山県内2球場で準々決勝を行った。敦賀気比(福井1位)は魚津桃山運動公園野球場で富山商業(富山2位)と対戦、8-1で7回コールド勝ちしてベスト4に進出した。
敦賀気比は1点を追う二回、無死一、三塁と攻めると植村が犠飛を放ち同点。続く3回は2死走者なしから橋本、林中が連打、天野が四球を選んで満塁機を作ると、植村が二塁強襲の2点タイムリーを放って逆転した。 6回も2死走者なしから相手の2連続エラーを生かしてそつなく加点。7回は橋本、天野がタイムリーヒット。なお1死二、三塁で植村が右前に2点適時打を放って一気に試合を決めた。植村は5打点の活躍。先発の山﨑は打ち取った当たりが内野安打となるなどして二回に1点を失ったが、その後は圧巻の投球。3回以降は四球の走者1人しか許さなかった。
富山商業は山崎の前に打線が沈黙。1年生左腕の元田を援護できなかった。(福井新聞 ON LINEから)
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【経過】第133回(秋季)北信越地区高校野球大会第4日は17日、富山市民球場で準決勝が行われ、第1試合は福井工大福井(福井2位)が11-6で長野商業(長野1位)を下し、2003年以来の決勝進出を果たした。
福井工大福井は1点リードで迎えた三回、4番北村の適時二塁打などで一気に6-0とリードを広げた。しかし三回に先発のエース田中嵐士が自打球を受けベンチに退くと、四回以降に継投した投手陣が乱調。五回に長野商業の猛攻を浴び、6-6と振り出しに戻された。福井工大福井は同点で迎えた七回、1死三塁で塚本が左越えに適時二塁打を放ち7-6と勝ち越し。途中出場の吉田にも左越え適時二塁打が飛び出し、この回4点を追加。結局5点差をつけて勝利した。七回から5番手で登板した福田が粘り強く投げ、長野商業の反撃を断ち切った。
長野商業は6点をリードされた五回に金子の適時二塁打などで一気に6点を挙げ追いついたが、終盤に振り切られた。先発富岡は三回に退き、継投した投手陣も福井工大福井打線に捕まった。(福井新聞 ON LINEから)
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【経過】第133回(秋季)北信越地区高校野球大会第4日は17日、富山市民球場で準決勝が行われた。第2試合は敦賀気比(福井1位)が7-3で佐久長聖(長野2位)を下し秋季2年連続、春を含めて3季連続の北信越大会決勝進出を果たした。
敦賀気比は中盤まで3点を追う苦しい展開。0-3で迎えた七回、5番植村が反撃の口火を切る本塁打を放ち1点返すと、井戸川にも適時打が飛び出し、1点差に詰め寄った。八回には1死満塁から橋本の内野安打で同点に。続く山下の適時打で鮮やかに逆転した。井戸川の適時打や相手エラーも重なって、この回一挙5点。佐久長聖を突き放した。先発したエース山﨑は五回までに被安打7、3失点と安定感を欠いたが、後半は持ち直し味方の逆転劇を呼び込んだ。被安打9で完投。
佐久長聖は四回、1死三塁で市川が右前に返し先制。五回を終えて3-0とリードしたが、終盤に勝負どころを見極めた敦賀気比の猛撃に遭い、逆転負けを喫した。先発森本は打たせて取るピッチングで中盤まで気比打線を抑えたが、力尽きた。(福井新聞 ON LINEから)
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【経過】第133回(秋季)北信越地区高校野球大会最終日は18日、富山市民球場で決勝が行われ、敦賀気比(福井1位)が6-1で福井工大福井(福井2位)を下し優勝。秋季北信越大会の2連覇を達成した。
敦賀気比は一回、1死二、三塁で4番天野が左前に適時打を放ち先制。5番植村も右前適時打で続き、2点を先行した。1点差で迎えた二回には1死二塁で上中尾が中前に返し3点目。この後、相手暴投などもあり、リードを5点に広げた。先発したエース山﨑はピンチを背負いながらも粘りの投球を見せ、三回以降は無失点ピッチング。被安打8で完投した。
福井工大福井は、前日の準決勝で負傷したエース田中に代わり、右腕巽が先発。序盤に気比打線に捕まり6点を失った。三回以降は継投陣も含めて敦賀気比打線を封じたが、味方打線の援護は得られなかった。得点は二回に島谷が放った内野ゴロによる1点のみ。六回、七回に1死満塁の好機をつくったが、あと1本が出なかった。 (福井新聞 ON LINEから)
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